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本州四端を訪ねる (日本端っこ倶楽部会報)


こんにちは、日本端っこ倶楽部準会員の散る散るミチルです。
旅人はだいたい端っこを目指します。そういう習性があるみたいです。今日はそんな端っこの中でも本州の端っこを紹介していきましょう。

まずは端っこどこにあるの?ということで本州の端っこは下記の通りです。

  • 本州最北端:大間崎(おおまざき)/青森県下北郡大間町
  • 本州最東端:鯔ヶ崎(とどがさき)/岩手県宮古市
  • 本州最南端:潮岬(しおのみさき)/和歌山県東牟婁郡串本町
  • 本州最西端:毘沙ノ鼻(びしゃのはな)/山口県下関市

2004年(平成16年)に本州の端っこの自治体(大間町・宮古市・串本町・下関市)が共同で地域の活性化を図るべく、「本州四端協議会」を発足しました。そして協同でPRを行うとともに、同年10月1日から「本州四端踏破リレー」を始めたのです。
その名前の通り、本州の4つの端っこを訪問し各地で集めた踏破証明書を揃えると「本州四端踏破証明書」と「本州四端オリジナル記念品」がもらえるそうです。こういう風に地域活性化を共同で行っていくという姿勢が素晴らしいですよね。

本州四端マスコットキャラクター よんたん

2012年(平成24年)10月16日には踏破者1,000名を突破、2016年(平成28年)10月20日に2,000名を突破。最初の1,000名に8年近くかかっていたのが次の1,000人は4年、着実に知名度が高まっている証拠ですね。
更に2019年(令和元年)に3,000名を突破しています。今度は3年です、すごい。本州端っこブーム、来てますね。
ちなみに本州四端協議会、交流のあゆみを見る限り四端の各首長は2006年(平成18年)に鯔ヶ崎を、2009年(平成21年)に毘沙ノ鼻と潮岬を、そして2012年(平成24年)に大間崎を訪れて四端を制覇しております。



というわけで四端について簡単に・・・詳細は各記事をどうぞ。

・本州最北端 大間崎

本州最北端は青森県大間町にある大間崎。
大間と言えばマグロの町として有名ですね。最北端にもマグロ一本釣りのモニュメントがあります。
人口は約5,000人。四端の自治体で最も少なくなっています。
函館とのフェリーが就航しておりそのルートで訪れる人も多いんじゃないでしょうか。
最近のトピックとしては2021年の町長選で4期16年にわたって町長を務めた金澤満春氏が敗れました。大間町はこれから変わっていくかもしれません。

詳細はこちらの記事をどうぞ。




・本州最東端 鯔ヶ崎

本州最東端は岩手県宮古市にある鯔ヶ崎。
岩手県最大の面積を誇る宮古市、なんといっても三陸沖で獲れる魚介類じゃないでしょうか。
人口は約50,000人。ふるさと納税が楽しい自治体の1つです。
また三陸屈指の景勝地、浄土ヶ浜も宮古市ですね。

詳細はこちらの記事をどうぞ。




・本州最南端 潮岬

本州最南端は和歌山県串本町にある潮岬。
厳密には潮岬の先端である「クレ崎」が最南端にあたります。人口約15,000人。
1890年(明治23年)のエルトゥールル号遭難事件をきっかけにしたトルコとの繋がりも有名かもしれません。
国内唯一のアタテュルク(トルコ共和国初代大統領)像があるのもこの串本町。

詳細はこちらの記事をどうぞ。




・本州最西端 毘沙ノ鼻

本州最西端は山口県下関市にある毘沙ノ鼻。
下関と言えばなんといってもふぐ!!
端っこ行くなら寒中に。ふぐで舌鼓をうってついでに最西端も抑えましょう。
その他角島大橋や難読駅「特牛駅」、瓦そば等見どころや美味しいものががいっぱいです。
あ、人口は四端最大の約250,000人です。本州四端協議会の事務局があるのも下関市。

詳細はこちらの記事をどうぞ。



ちなみに僕は基本的にその場所で自分で写真を撮ることで満足するので到達証明書とかはもらわないのですが・・・なんとこの本州四端踏破証明書は四端と自分が写った写真でも申請が可能だそうです!
と思ったけど自分の写った写真あったけ・・・と探したら無事見つかりましたのでそちらで申請しました。

そして送ってもらったのがこちら。いえい。


下関市の公式サイトから申請書を印刷し、自分が写った写真と合わせて郵送しましょう。
この際写真ではなく到達証明書でも可能です(平成16年4月1日以降のものに限る)。
写真の通り、本州四端踏破証明書と記念品のお箸(黒と赤から選択可能)、本州四端踏破ステッカーがもらえます。
お箸は「端」とかけてるんでしょうね。
申請書が到着した翌月には届きます、僕は6月に送って7月11日に届きました。仕事が早い。
詳細は下記公式リンクからどうぞ。

参考:


箸と端

さぁ皆さんもご一緒に、本州四端でよんたんと握手!



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