温泉街の異形 別府グローバルタワー

難読駅日本代表候補 山陰本線「特牛駅」


読めますか。読めません。こっといです。こっとい。
百歩譲ってもとっこいじゃない?と僕は思うわけですよ、特でとっ牛でこい。こいは謎だけど。でもこっといにしたら全部謎じゃないですか。

KOTTOI

こっとい

そんな山口県の特牛駅。1928年(昭和3年)開業。山口県の主要観光地である角島大橋の最寄り駅でもあり、バスも出てます。角島大橋へ公共交通機関で訪問する人はこちらから。

さて、特牛。駅舎もかなり古いですね、どうも開業時のものだとかって話。これは近代建築好きにもアピールできるはず。
そして猫が住み着いてます。猫のいる駅は全部良い駅だよ。猫好きにもアピールする余念のなさ。





とはいえ既に難読駅として有名になりすぎた感はあります。結果的にもはや難読駅ではなくなったのかもしれませんね。今となってはみんな読めてしまう、こっとい。こっとい。
そんな特牛。地名の由来は牝牛を意味する方言の「コトイ」から説、小さな入江を意味する「琴絵」から説等、いくつかあるそうですが、正確なことは不明だとか。

ちなみに特牛、ここ以外にも敦賀半島(特牛崎)や対馬(特牛崎)、福岡県田川郡(特牛岳/犢牛岳)にもあるそうです。読み方は不明ですので地元の方、教えてください。



また牛山隆信氏による「秘境駅ランキング」2021年度版では142位です。あとは映画『四日間の奇蹟』(2015年公開)のロケ地らしいです。駅舎内に展示有。


ロケ地の記念



山陰本線 特牛駅(こっといえき)
Address : 山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫264-2

2020年1月訪問



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