温泉街の異形 別府グローバルタワー

本州最北端 大間崎 (日本端っこ俱楽部会報)


マグロ一本釣りの町、大間。
本州端っこ四天王の中でも単独で最も知名度が高いのは恐らくこの最北端である大間崎じゃないでしょうか。北緯41度32分、東経140度54分。
下北半島の先端に位置し、下北半島国定公園にも指定されております。晴れた日には北海道が良く見え、五稜郭タワーが見えることもあるとか。



最初に書いた通り大間はマグロの町としても有名で、最北端の碑の近くにはマグロ一本釣りのモニュメントもあります。むしろこちらのほうが大間崎のシンボルになってる感じですね。
ちなみにこのマグロ像、1994年に大間の漁師により一本釣りされた440㎏のマグロがモデルになっており1998年3月に建てられたもの。



周辺はよく整備されていて飲食店やお土産屋、民宿が並んでいます。「本州最北端大間崎到達証明書」は並びの大間崎レストハウスで発行が可能(200円)。ただし冬季(11月~4月下旬)は閉館のため、その間は大間町観光協会での発行となる点要注意です。
大間崎から沖合600mほどのところには弁天島があり、日本の灯台50選の一つである大間崎灯台があります。
なお、最北端のモニュメントから東へ少しいった二ッ石の堤防の先端は更に北にありますが日本端っこ倶楽部はこちらを端っことは認めておりません。



最北の自販機

北海道函館市の汐首岬とこの大間崎は17.5㎞ほどでこの二区間が本州北海道間の最短地点(青函トンネルのある竜飛崎と白神岬間は19.2㎞)。最短地点というわけで大間崎と汐首岬の間に橋を架けちゃえよ!という「津軽海峡大橋」の構想もありましたが、建設費約3兆円、維持管理コスト年間38億円となかなか素晴らしい計画であったこともあり、現状実現の可能性は低そうです。
ちなみに下北かるたの「ち」はこの大橋完成を願った

「地続きを 願って夢の 海峡大橋」

です。更に余談ですが「本州北海道架橋を考える会」の公式ページは2004年4月30日が最終更新となっております。クラウドファンディングでなんとかなりませんかね、3兆円。

北海道も良く見える

訪問するのは2007年6月以来2度目。ほとんど景色に変化はありませんね。
1度目は青森からフェリーで佐井へ、そこからバスでの訪問。
2度目は函館からフェリーで訪問。
大湊線の下北駅(本州最北の駅)からバスも出てるので比較的アクセスが容易な端っこになります。

2007年訪問時

2007年訪問時



本州最北端 大間崎(おおまざき)
Address : 青森県下北郡大間町大間大間平
参考:

2007年6月/2017年5月訪問



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