星降る町、下松。
なんてロマンチックなキャッチフレーズ。そんな下松市のシンボル的な存在、その名も「星の塔」。あーもうファンタジー。塔の最上階には何があるのかしらん。
そんな星の塔、ふるさと創生事業として1991年（平成3年）3月に完成した高さ19mの展望台です。最上部にはもちろん星が、そしてスピーカーもついており、時報メロディが鳴るそうです。
参考（その他のふるさと創生事業）：
現地案内板によるとデザインの意図は、西暦595年・・・595年！？！
すげーなおい、随分と遡るんですね。
で、595年の推古天皇のころ（下松市郷土資料によれば609年頃）、鷲頭庄青柳浦（わしずのしょうあおやぎのうら）の松の木に大星が降り、七日七夜光り輝き「百済の皇子がやがて来朝する」というお告げがあったそう。そして実際に3年の後、百済の琳聖太子（りんしょうたいし）が渡来し、お告げは叶ったのです。
以降、青柳浦を「降松」と改め、後に現在の下松と書くようになった…という下松の地名由来の一説をテーマにしているとのことです。
流れるようなフォルムは流星の軌跡を、4つの柱は大地に根を張った松をイメージしております。そして塔全体は最上部の星を頂点として天へ向かって伸びていく姿が市制50周年（下松市は1939年発足）を迎えた下松市の発展を象徴している。。。また「星の塔」の愛称は公募によるもの。
そんな星の塔、下松公園の頂上にあり、展望台からは市街地や笠戸島も見渡せます。
ちなみに星降るまち下松市には星プラザ（ショッピングセンター）、きらぼし館（市民交流センター）、スターピアくだまつ（コンサートホール）等、星にちなんだ名前の施設が多数あります。素敵な街だ。
星の塔
2022年8月訪問
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