温泉街の異形 別府グローバルタワー

宇都宮が餃子なら鹿沼はシウマイだ(かぬまシウマイ像)


2021年9月22日、鹿沼駅前にシューマイの像が建立された。
鹿沼商工会議所により設置されたこの像は、シューマイ(シウマイ)を鹿沼の名物に育てようという決意の表れだ。



なぜ鹿沼でシウマイなのか。
鹿沼は横浜・崎陽軒の初代社長である野並茂吉氏(1888-1965)の出身地なのだ。そこで2020年10月23日に崎陽軒、鹿沼商工会議所、東京芸術大学で連携協力の覚書を結び、鹿沼商工会議所の創立75周年記念事業の一環として晴れてこのシウマイ像が完成したのだ。



シウマイ像は縦90㎝横85㎝奥行280㎝でその重さは約3.1トン。地元の深岩石を4つ使用して作られており、デザイン・設計は東京芸術大美術学部彫刻科非常勤講師の石井琢郎による。
一見するとシウマイに見えないのですがシウマイが人の手で握って作ることから「握る」をテーマにしているとか。ふむ。。。でも正面から見るとシウマイっぽいかも。


ちなみにシューマイではなくシウマイと呼ばれるのは野並氏が「シィーマイ」と訛って呼んでいたことに由来するそうです。

今のところ鹿沼市・鹿沼市観光協会・鹿沼商工会議所のどの公式ウェブサイトをみても特段推している感じはありませんが、かぬまシウマイマップは作成されていますね。

かぬまシウマイマップ

ほぼ0からのスタートなので今後「鹿沼名物」と呼ばれるようになるかはまだまだ未知数ですが、継続した活動を期待したいです。


シウマイ像
Address : 栃木県鹿沼市上野町
駐車場:有(有料コインパーキング)


2021年10月訪問



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