- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
角島の北西端にある、日本で最も美しいと誉れ高い角島灯台。
「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人リチャード・ヘンリー・ブラントン(Richard Henry Brunton)による設計で、彼が日本で最後に手掛けた灯台。
海上保安庁が指定するAランク保存灯台の1つ。日本の灯台50選、土木学会選奨土木遺産(2009年)。
また2020年に現役灯台としては初めて国の重要文化財にも指定されました(六連島灯台・犬吠埼灯台・部崎灯台・角島灯台の4灯台が指定)。
1873年(明治6年)8月に着工し1876年(明治9年)3月1日初点灯。この角島灯台の初点灯の見届けて、ブラントンは帰国したそうです。
建設地が海抜13mほどの低地であったことから、当時としては非常に高い灯台となっており、現在でも石造り灯台としては日本で3番目に高いものだとか。
また灯台のフレネルレンズは1874年(明治7年)にエディンバラ(Edinburgh)で作られたものを現在までそのまま使用しているそうです。
徳山産の花崗岩が使用されており、特徴的な無塗装の外観は石の美しさを際立たせております。素晴らしい。
灯台の高さは29.62m、海面から灯火の高さは44.66mで光度は67万カンデラ。光達距離は18.5海里となっております。
常時内部公開がされている所謂「参観灯台」で内部の螺旋階段で最上部まで登れます。また灯台と同じく重文に指定されている旧官舎も資料館として公開されており内部見学が可能。
角島灯台(つのしまとうだい)
Address : 山口県下関市豊北町大字角島2343-2
駐車場:有(有料)
2020年1月訪問
コメント
コメントを投稿